11月22日、下北手小学校「下北手なかよし交流会」に参加しました。
 天気予報はくもりのち雨。どうか天気が持ちますようにと祈りながら向かうと、この日のために用意された”焼き芋釜”(手作り)の中は、ホイルに包まれたさつまいもがぎっしり。ときどき冷たい風が吹きつける青空の下、地域の方々が焼き上がりを見守ります。

 体育館では 今年度交流を続けている「秋田大学3年生・下北手盛り上げ隊」の6名の面々が児童たちとドッジボールで交流。大学生相手の迫熱した試合に大盛り上がりです。

 ほどなく交流会会場に”ほんわか”と良い香りが立ち込め、美味しい焼き芋の出来上がりです。
 6年生を中心に手際よく準備が進められ、地域の方々も一緒に焼き芋をいただきました。
 子どもたちが「今年の焼き芋はねっとり系としっとり系の2種類あるんだよ」。と、詳しい説明をしてくれ、周りの人たちと食べ比べを楽しんでいました。
 また、学校ではこんな事をしているよ。好きな絵食は・・と日々の様子も話してくれました。
 3・4年生による”秋田の行事”の踊りも披露されました。司会進行を務めてくれた6年生、最高学年の堂々とした様子に感動しました。

 みんなで美味しくいただいた後は、最後の交流、下北手盛り上げ隊主催の縁日。それぞれ趣向を凝らしたブースを子どもたちが楽しそうに回り、たくさんの景品を手に大喜びで交流を深めていました。

 さらに、学生たちが東部まちづくり部会の畑で丹精込めて作った野菜を子どもたちに手渡しました。
 楽しい時間はあっという間に過ぎ、参加した方々からは、このような会がなくなることを惜しむ声がたくさん寄せられました。

 ”何かをやります。”という企画には、地域の方々がいつも傍らにいてくださり、優しさや子どもたちを想う気持ちが添えられます。
 「子どもたちに思い出をつくってあげたい!」と、ご尽力される地域の方々の協力を惜しまない姿にはいつも頭が下がります。
 今後も地域の一員として、閉校まで見届けていきたいと思います。

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